クレヨン



はじめてのクレヨン
パパに描いた
女の子は右手に 
マイク持ってた

少しずつ色は 
意味を知って
大人になるのは嫌だ
泣いてた私

あの日強く手を引いた
折れたクレヨンならいらないよ
あけっぱなし 芳ばしい夕焼け
どの色でもそれはなかったの
はぐれ雲がみてた

口笛ふいた 
千切れた
ひざをかかえて
口笛ふいた
ぶるると  
月が吠えたり
ふるえたり


髪をひとつに
束ねたとき
「好きになれないな・・」って
言ったことがあったね

ひどく悲しかった 憶えてる?
子供ながら傷ついて ほどけた
毎日がいじらしい大人の夢
胸の奥に束ねてる

口笛ふいて
あつめた
しゃがんでる風を
口笛ふいて
生きたいんだ
流されないように
  
強いクレヨン持てたからいま 
絵をね・・
だいじなひとにプレゼントしたいの
あの日の色を抱きしめて描くよ           
折れるくらい やさしく

ららら・・
ららら・・

口笛ふいた 
響いた
ひざをかかえて
口笛ふいた
ぶるると  
月が吠えたよ


口笛ふいて
あつめた
芳ばしい色
口笛ふいて
生きたいんだ
みててね